バター飴

50年以上も続くデザイン。そして、食べたあとも捨てずに使えるパッケージはまさにロングライフデザイン!

先日ドラッグストアで見つけた「北海道名産 バター飴(昭和製菓)」。
昔、おじいちゃんが北海道へ旅行に行く度に、このバター飴をお土産に買ってきてくれました。
何よりもこの袋のデザインがまだ続いていたことにびっくりしました。
一部現代風にアレンジされている箇所もあるようですが、50年以上前からこのデザインらしいです。

時代に合わせてパッケージデザインを変えていくことは、決して悪いことではないのですが、こうしてオリジナルのデザインを守り続けるのもいいものですね。
もしこのデザインでなければ、このバター飴に気づくこともなかっただろうし、懐かしくて思わず買ってしまうということもなかったと思います。
また、50年以上前のデザインというのも、守り続けることができた理由の一つな気がします。
まだパソコンのない時代、デザインも版下づくりも手作業だった時代のデザインは、人の目と手だけが頼りなので、ブレがないんですよね。
「一周まわって新しい」が通用するのは、そんな時代のデザインだけかもしれません。

ちなみに布袋の素材は不織布ですが、昔はフェルトだったかも。
中にはもう一つ袋があって、そこに白くてざらっとした舌触りの、素朴な味のバター飴がバラで入っています。
個包装になっていないので、ゴミも少なくて◎。
しかもこの布袋をブックカバーやポーチにリメイクしている人たちもいるようです。素敵!
食べ終わったら、私もポーチを作ってみます!

布袋の裏側。
袋の糸をほどいて広げると北海道の地図絵になります。

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