「たかおか x 飛騨 CRAFT SAKE 2 DAYS」一日目

8月26日・27日、「たかおか x 飛騨 CRAFT SAKE 2 DAYS」を無事開催いたしました!
一日目は高岡からスタートです。
通常とは異なる形態の体験プロジェクトにスタッフの私たちもドキドキ。集合時間の13時に参加者のみなさんが到着。まずは宿泊先の「ほんまちの家」でチェックイン。

鋳造体験のはじまりです!

再びはんぶんこへ戻り、鋳造について説明をしたあと、まずは箸置きのデザインをしてもらいます。


鋳造は出来上がりと同じ形の原型が必要です。この原型を作るのが一苦労で、自分の思い描くデザインの型を一つだけ作るというのはなかなかハードルが高いことです。
今回レーザー加工機を使うことで、そのハードルがかなり低くなりました。(平らなものという限定付きですが)


みなさん悩みながらも、それぞれ個性的なデザイン画が完成!錫のぐい呑みを製作している間に、スタッフがみなさんのデザイン画をスキャンしてデータ化、レーザー加工機でデータ通りにアクリル板をカットして箸置きの原型を作ります。

ぐい呑みづくりは、砂型鋳造で製作します。
詳しくはこちら
暑い中の砂込め作業は大変なのですが、みなさん通常のお客さんよりも体力がある?疲れた様子もなく、どんどん作業を進めていきます。
錫を流し込んで5分後、砂型からきれいなぐい呑みが出てきました!
※スタッフはてんてこ舞いでぐい呑みづくり体験の様子を撮影できませんでした!ごめんなさい!

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続いて、箸置きづくり。
デザイン画どおりにカットしたアクリル板に、ネイルシールなどを貼って模様を付けます。砂型鋳造に使用するルトロンサンドという鋳造用の砂が、細かい凹凸まで砂に反映します。
その型を使って今度は小さな枠で箸置きを鋳造します。
ぐい呑みをつくる枠に比べるとかなり小さな枠なので、みなさん慣れた手つきで砂を込めていらっしゃいました。
あっという間に箸置きの鋳込みが完了!取り出した箸置きを見てみなさん笑顔です。
最後にぐい呑みと箸置きを磨いて仕上げます。ぐい呑みにはそれぞれ好みの模様をつけて完成!

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さぁ、ぐい呑みで呑みましょう

スタッフが夕食の準備をしている間、みなさんには街あるきを楽しんでもらいました。
はんぶんこがある山町筋では、ちょうど年に一度の「山町筋土蔵づくりフェスタ」が開催中でした。夕方から歩行者天国になっている箇所もあり、ゆっくりと土蔵造りの町並みを眺めたり、お買物をしていただくことができました。


山町筋は、1609年(慶長14年)の高岡開町以来の商人町で、ここを中心に住まいする10町で高岡御車山祭を奉じていることから山町と呼ばれ、長く高岡のまちの経済を牽引してきました。旧北陸道沿いの御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町にかけての通りには土蔵造りの家々が立ち並び、重伝統的建造物群保存地区の指定を受けています。


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夕食はご近所のCOMMA, COFFEE STANDさんからのケータリングです。地元食材を使用した色とりどりのお料理に加え、「昆布のおにぎり」も作ってくださいました。富山の昆布のおにぎりは黒とろろを巻いたもので、富山のソウルフードです。

他には地物のお刺身の盛り合わせも用意しました。頭付きの牡丹海老やバイ貝、白えび、お刺身を昆布で挟んで〆た「昆布〆め」も堪能していただきました。(富山県民は本当に昆布が好きだなぁ)

お酒は高岡の清都酒造場より「勝駒」、お隣氷見市の高澤酒造場より「初嵐・有磯 曙(オーガニック)」、富山市の富美菊酒造より「羽根屋 純吟煌火」を呑み比べしました。

お箸はご自身でつくった箸置きにセッティング。もちろん、お酒はマイぐい呑みを使って呑んでいただきました。
ふつうのカップに入れたものと呑み比べてみると、みなさん「あ、違う!」の声が上がります。

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夕食を食べながら、改めて自己紹介、富山・高岡のこと、それぞれのみなさんの街のこと、時には街づくりについての真面目な話など、初対面ながらいろいろな話をしました。
このプロジェクトに参加していただいたからこそ生まれた出会いであり、とてもあたたかい時間で、あっという間に時間が過ぎていきました。

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夜は、ゲストハウス・ほんまちの家でお泊まりです。
近くの銭湯に入りに行ったり、高岡の暮らしをちょっと感じていただけたかも?

翌日は朝から飛騨へ移動です。
スタッフと、ほんまちの家の管理人である加納さんと一緒にお見送り。
参加者の小林さんのご厚意で道中のドライブもみなさんで楽しまれたようです。

二日目の飛騨・FabCafe HIDAでの様子はまた後日ご報告となりますが、参加者の小林さんより完成した「晩酌セット」の画像を送っていただきました。
きのこマニアの小林さん、箸置きのモチーフはもちろん?きのこでした。
また、ご自身のブログに参加されたレポート記事を書いていただきました!

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そしてFabCafe HIDAからも、完成した晩酌セットでの夕食会の画像が届きました。
素敵な晩酌セット、私たちも欲しい!

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今回、飛騨のFabCafe HIDAさんとの共同プロジェクトとして、初めて県をまたいで「産地を巡る」というツアーを企画しました。
それぞれの土地の手技でモノをつくって組み合わせ、使ってみること、食とお酒、町並み、ホテルよりも生活に距離が近い古民家での宿泊を楽しんでもらいたいという想いから生まれたプロジェクトです。
FabCafe HIDAさん、ご近所のみなさんにたくさんの協力をしていただき実現しました。

特に「二つの土地の手技が合わさってセットが完成する」というのは、他に例を見ない企画だったかと思います。
新しい産地間のつながりや、モノの結びつき、今までにない旅の過ごし方が今後いろいろな産地からどんどん生まれていくと面白いですね。

ありがとうございました!